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コラム「快適住まい術」

このコラムは断熱材の話題を中心に「快適な住まい」を実現するための賢いコツや、最新情報を楽しく、分かりやすくご紹介していきます。さあ、あなたも快適・健康そしてお得な住まいづくりをはじめて見ませんか?

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第14回「始まります建材トップランナー制度」

1.「建材トップランナー制度って?」

トップランナー制度とは省エネ法に基いて、自動車や家電などエネルギー消費をする機器に、省エネ性能の向上にかんする目標値を設定する制度です。
 自動車なら「◯○年までに省エネ(燃費)性能をこれだけ上げてください」と指示するイメージです。
 その時点でのトップクラスの省エネ性能を持つ製品のさらなる進歩を促すことからトップランナー制度と呼ばれています。
 この制度によりエネルギー諸費効率が例えば自動車では約50%、電気冷蔵庫でも55%改善されるなどおおきな実績を上げてきました。
2013年5月のエネルギーの使用の合理化に関する法律の一部改正により導入された、「建築物の外壁、窓等を通しての熱の損失の防止に供される建築材料」を対象とした「建材のトップランナー制度」が導入されることになりました。

2.「賢く選べば未来が広がる」

これにより、「エネルギーを消費する製品」だけではなく「エネルギー消費を抑制する製品」として、JIS品のロックウール、グラスウールおよび押出し発泡ポリスチレンフォームの断熱材が対象となりました。
建材トップランナー制度対象のロックウールなどの断熱材は、現行品よりさらに断熱性能(熱伝導率)を向上させ、省エネルギーへの貢献を加速する必要があります。
今回の改正で、ロックウール、グラスウールおよび押し出し発泡ポリスチレンの断熱材は、2020年度を目標年度に、断熱性能(熱伝導率)を向上させることが求められています。

断熱材の目標基準値
区 分 目標基準値
ロックウール断熱材 0.03781 W/(m・K)
グラスウール断熱材 0.04156 W/(m・K)
押出し発泡ポリスチレンフォーム断熱材 0.03232 W/(m・K)

これらの断熱材がさらに進化していくことで、我が国の地球温暖化防止、すなわち省エネ化がさらに向上し、子どもたちに快適な未来を受け渡すことが可能になります。
建材トップランナー制度対象の建材(断熱材)を選ぶことで、省エネ力抜群の日本になって東京オリンピックを迎えたいですね。